民商(民主商工会)は、様々な業種の自営商工業者が自らの願いを実現するために集まった団体です。
 全国で約20万人が加入し、会はみんなで出し合った資金で運営する自主的・民主的な団体です。
 浜北民商も、結成以来40年をむかえ、小さな業者の悩みにも親身になってこたえ、要求実現のため頑張っています。


 民商会員は、おたがいに助けあい、団結してみずからの営業とくらしをまもっています。
 民商は会員の総意にもとづいて、自分たちの力で会の運営をしています。すべての会員は対等平等であり、一人ひとりが民商の主人公です。


 会員一人ひとりの思想や信条の自由、政党支持の自由は尊重され、政治活動の自由は保障されています。
 会員は会の方針や運営について、会議の中で自由に質問し意見をいう、役員 をえらぶ、また自分がえらばれるという基本的な権利をもっています。
 このような民主的な業者団体は、世界にも例がないといわれています。


 商工新聞(全国商工新聞)は、全国の中小業者の悩みや怒り、会員や読者の要求を大切にしながら発展させる立場で編集されています。
 税金問題ひとつとっても、わたしたちを苦しめている原因とたたかい、事態 をかえて前進しようとする立場にたたないかぎり、要求を解決することはできません。
 商工新聞によって全国の活動からまなび、前進をはかっていく日常的な努力を大切にしています。


 会の運営と運動は、班を基礎にしてすすめています。会員はすべて班に所属します。
 班では、困っていること、ああもしたい、こうもしたいと思っていることなどを話しあい、意見や経験も出して協力しています。
 班だけでは解決できない問題をとりあげて運動するため、いくつかの班をあつめて支部をつくっています。
 会員の意見や要望は班・支部をつうじて会に反映され、民主的に運営されています。